2015年6月2日火曜日

塗香創りレポ@向源2015

さてさて、5月3日(日)最後の講座、
塗香創りです。

塗香は、少量を取り、手のひら
全体にまんべんなくつけて
使用します。仏教では仏様に
向かう前の自らを浄める意味で
使用しますが、一部、宗派に
よっては使用しません。
粉末なので、液体とは異なり、
揮発性が極めて低いという特性
があります。
日常的に、仕事の合間の気分
転換、気持ちのリセット、お洒落
など、様々なシーンでご使用
頂ける優れたアイテムでもある
のです。なんせ、実際に浄めの
意味があるというのが、他の
身につける香りとは大きく違う
とこではないでしょうか。

ふむふむ、なになにと座学は進み
ます。お写経やお遍路される方や
お寺のお好きな方は塗香をご存知
ですが、普通に法事でお寺に行って
だけだと、中々目にする機会がない
かと思います。
とは言っても、お坊さんが入って
きて、仏様に向かう前に、何やら
手を動かしてるの見たことないですか?
と質問すると、あぁ!って感じになり
ますので、何をしてるのかなぁって
思いながらですよね、法事って。
そのあたりも具体的に何をしている
とかの解説あったら面白いのかなぁ。











真面目に話してます。こういうのも
出しておかないと。合間にチョコ
食べた~いとか言ってるだけでは
ありません(笑)。名札が目立って
しまっていて、匂い袋がちょっと
わかりにくいですね。残念。











今回もこの場で、どんな時に使いたい
かなどのご意見を出して頂き、3つの
香りを創香。自分のイメージと近い
ものを選んで頂き、早速、香原料を
計っていきます。





















私も計り方の説明をと。











 計り終えたら、混ぜます。











混ぜます。混ぜます。











ともかく、よく混ぜます。
よく混ぜた方が、よい香りに
なるのです!











よく混ざったら、手のひらに
つけて香りを試します。自分の
イメージに近いかどうかを
感じながら。もうちょっとこう!
とかのリクエストはテーブル
ごとにいるヘルプのスタッフに
相談。 
 








  

香りを試してます。











そんなこんなで、皆様の香りも
無事に完成し、二日間に渡る
5つの講座は無事に終了いたし
ました。

ご参加くださった皆様には、
本当に心からお礼申し上げます。
来年は、今年とは違った内容に
したいなぁ、なんて今から思って
おります。

機会があれば、ぜひ、また、
ご参加ください!
またの機会にお会い出来ること
を、楽しみにしております!


そして、最後にちょっと宣伝です。
講座でこれまた、びっくりだった
のが、浅草寺子屋iという体験型の
観光案内所が浅草に出来、そこで
始まる和文化体験講座の講師陣と
してご一緒のお二人が座っている
ではありませんか!
どなたが申込まれているのか、
こちらは把握しておりませんので、
会場にてわお!でした。











女性は、有文堂という明治中期創業の
和紙製本の老舗の有藤加奈子さん。
和綴じのワークショップをされてます。
https://m.facebook.com/aribundou

男性は遠州流の茶道家のSOTOさん。
気軽に楽しめる茶道のワークショップを
されてます。

浅草寺子屋iは、浅草寺二天門の
少し先に位置します。
以前、ブログにアップした家康公の
情報もそろそろ出せるのかなぁ。
http://www.asakusa-i.tokyo/terakoya/


Photo by 向源撮影班
相原 和弘
荒木 優一郎
池尾 俊輔
神澤 晃
髙力 さやか
塩田 亮吾
成瀬 有
野村 稔
村山 英嗣
吉田 貴洋
(敬称略、あいうえお順)
 

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