ちょっと間が空いてしまいました。
昨日は、旧暦一月一日だったそうで。
上手い具合に連休ですし、何だか、
また、気分も新たな感じ、がします。
さて、戦国~織豊時代も関が原の
決戦を経まして徳川によって平定、
長きに渡って安定した時代を迎える
江戸時代のお話です。
個人的に、江戸時代は大好きな
時代。面白いですよねぇ。
なんだって笑いにしちゃうし。
文化も非常に興味深い。
同時代の世界の国々と比較を
しても、庶民の文化度はピカイチ
で高く、イキイキと暮らしていた
と言われる時代。
そんな国は他に類を見ないとか。
単に文化が熟成していたとか、
そいうことではないと思います。
全体的なレベルが非常に高かった
という視点でみると、江戸時代って
すごいなって思いませんか?
多分、それは、日本人が持つ思考力
があるからだと思うのです。
安土桃山時代に布教でやってきた
フランシスコザビエルが、他国では
聞かれないようなことを日本人から
色々と突っ込まれて、精根尽き果てた
というのが面白くて。iza!で書いた
内容に追記しております。
時代を問わず、日本は本当に面白い!
と思う次第です!
http://matome.naver.jp/odai/2135865942369973001
もちろん、飢饉とかは当然あった
し、身分制度はありました。
ただ、昔はどんな国もそうな訳で、
その中での比較ですから・・・。
そのあたり、お間違いなく~。
さてさて、江戸幕府と言えば、
天海上人とか言わないで下さい~(笑)。
家康は前回でも書きましたが、
自分で漢方薬も調合したし、
もちろん香りの調香も。同じもの
使いますから~。
練香の場合、乳鉢と乳棒を使用
して、混ぜ合わせていきます。
本当にお薬っぽいですよね。
おまけに蜂蜜まで使うので、
初めて練香を作る生徒さんは、
蜂蜜は何に?と、とても不思議
なようです。
あと、無類の伽羅好きだったそう
で。まぁ、伽羅を好きではないと
いう方はいらっしゃらないのでは
と思いますが。
当時の東南アジア諸国に、あなた
の国に素晴らしい伽羅があったら
譲ってくれと親書を送っていた程。
今の時代に生きていたら、所謂、
蒐集家の一人だったかもですね。
一人、乳鉢に向かって香原料を
混ぜ合せていたのかと思うと、
何だか微笑ましいです。
時代が落ち着いたとは言え、
まだまだお毒見もいれば、で
命は狙われている訳でして。
調香の時間は、香りに包まれ、
そんな様々なストレスから解放
されていたのかもしれないなぁ、
って思います。
ちなみに、御香典はなぜ、香り
の文字を使うかというと、仏様に
捧げる香り代として使って下さい
とお渡しするところから始まった
からだそうです。
長屋のみんなの場合は、お金を
出し合って御香料として渡したり。
なんだか、ここで間違いが起きて、
の笑い噺とかあったら聴いてみたい
ですね。
江戸は、もうちょっと書きたいので。
~続く~
ゆらすかおり 今井麻美子が綴る香りの記憶。それは、香木・沈香、白檀と漢方薬でも使用される香原料で創る物語。 香りを創ることを、五感で感じイメージし、表現する一つのアートと考え活動しています。そんな中での発見やつぶやき、活動のお知らせなどのブログです。
2013年2月11日月曜日
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