2020年9月26日土曜日

毎日文化センター受講生第9回作品展開催中!

暑さ寒さも彼岸までとは言うもので、
本当にあの暑さはどこに行ってしまった
のだろうかという位に、一気に秋の
様相を呈してきました。

さて、毎日文化センター東京での講座
受講生の皆様による作品展が、昨日の
25日(金)から始まりました。

今年でなんと9回目!毎年、素敵な
作品が展示され、ほんと感動します。
皆さん、実は一年かけて色々と準備を
されているのです。

『イー2020マ』の作品の一部を
写真でお届けいたします。
それぞれの作品の中に匂い袋が置かれて
いますが、その香りをイメージした
飾りつけまでが作品になります。

まずは青木明子さんの作品から。 
銘『秋楽日和2020』
作品:匂い袋
懐かしい香りに包まれて
夢の中で花あそび

つまみ細工や小さなお人形、水引など、
全てをご自身の手で創られています。
実物を見て頂くと、その細かさに驚くと
思います。




次は糸永基子さんの作品。
銘『イングリッシュガーデンで午後のお茶をしませんか?』
作品:匂い袋
未曾有のコロナ禍の中、思ってもみなかった新しい日常。
それでも、心の余裕だけは無くしたくないものです。
まるで人の手が入っていないかの様に、
自然に生い育った様々の草花が織りなす
庭園の午後をイメージしてみました。
色とりどりの花々が咲き、生い茂った草木の中には
そこここに実生もあります。
ほら、小さな生き物たちもお茶に招かれて来た様ですよ。

壁を使っての立体作品が、ここのところの
定番となっている見応えのある作品です。
匂い袋の袋は全て手縫い!その数たるや~。




最後は丸山純子さんの作品。
銘『黄鮒づくしでコロナ封じ?』
作品:匂い袋
我が街、宇都宮の黄鮒を紹介します。
色い体に赤い顔
(この赤には、魔除けや病除けの意味合いがあるそうです)
ちょっと可愛いでしょう。
昔、疫病が流行った際に、川で釣った黄色い鮒を食べると
病が治ったそうな……。人々は神に感謝し、
無病息災を祈ってはりこの黄鮒を作り、
新年には神棚に供えるようになったそうな……。
初市では他に、豊作祈願のアヤメ(経木で作成)や、
マメに元気に働けるように豆太鼓(でんでん太鼓)も
売られています。
最近ではウィズコロナなどと言われてもいるようですが、
少しでも早く元の生活に近づけるように、頑張りましょうね。

年中行事やご当地の文化を大事にしたテーマや
文学作品からのものが多い丸山さん。今年の
この黄鮒は、ほんと最中も美味しいので、私的
には、空也の次に美味しいと思ってます!
これを機に、黄鮒にアマビエ越えをしてほしい
ですね!
























会場にノートを置いておりますので、
ご覧になられましたら、ぜひ、一言
頂けますと嬉しいです。


















東京メトロの竹橋駅直結のパレスサイド
ビル1Fに毎日文化センターはあります。
そのロビーにて展示をしておりますので、
お近くにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄り
になって作品を香りとともに感じて頂け
たらと思います。
ご覧の際は、大変恐縮ですが作品にはお手を
触れぬようよろしくお願いいたします。

毎日文化センター東京
第9回和の香り創り受講生作品展
『イー2020マ』
日時:2020年9月25日(金)~10月23日(金)
場所:毎日文化センター東京ロビー
(東京メトロ竹橋駅直結パレスサイドビル1F)
※日曜・祝日はお休みになります。

あっという間に10月ですね。
2021年のスケジュール帳も店頭に並ぶ
ようになりました。
皆様、どうぞ体調にお気をつけて、残りを
楽しんでまいりましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿

第12回 香りの彩時記【 香進】が始まりました!

パレスサイドビル1Fの毎日文化センターの近くを歩いていると、何となく感じられるいい匂いの季節になりました。 今年も毎日文化センター和の香り講座の受講生による作品展が始まりました。 今回の参加者は2名ですが、それぞれの作品への思いが見えてきます。 作品展タイトルの「香進(こうしん)...