2015年4月25日土曜日

声明公演と香りのイメージ@向源2015

気持ちのよい気候となった東京地方。
このまま黄金週間までお天気が持って
くれるとよいのですが。
4月29日(水)には千葉県の八千代市
ゆりのき台でつつじ祭りがあるそう
ですね。生徒さんが実行委員をされて
いて、知りました。今年で9回目とのこと。
地域に根差したお祭りが地域の人々と
ともに育っているのは素晴らしいですね。
http://yurinoki-tsutsuji.seesaa.net/

さて、昨日、アップした向源での匂い袋
の講座と11時からのお線香の講座は
お陰様で満席となりました。
ありがとうございます!

5月2日(土)15時からのお線香の講座は
残席5となりました。
http://wanoka-sinkokyu.blogspot.jp/2015/04/52.html

5月3日(日)14時からの和の香り入門、
香木の香りはまだ余裕がございます。
どんな講座なのかはこちら↓
http://wanoka-sinkokyu.blogspot.jp/2015/04/53.html


さて、本題の声明公演。
今年は天台宗、日蓮宗、真言宗の
三宗派。5月2日(土)、3日(日)の
いずれも18時からです。
http://kohgen.org/event/17

三宗派合わせて見れてしまうなんて
ことは、普通はないことですよ!
しかも、同時には見れませんよ!
向源ではなんと3つ一緒に同時に
見れてしまうのですから、それだけ
でもお得感200%!!!

歴史を遡り、伝来当初の仏教が文化を
担っていたのも感じられると思います。
声明聞くとですね、思うのはコンサート
な訳ですよ。歌うはお坊さん、踊るは
蝋燭の火で揺れる仏像。そこに香りが。
現代とは違いますし、とてつもない
空間だったのではないかなと思います。

見て、聞いて、香りを感じる声明公演
では、古の頃へ思いを馳せつつ、今に
生きる日本文化も感じて頂けるのでは
ないかなと思います。

香りのイメージも宗派毎に違います。
天・風・地をベースに置いてます。
(あくまで私が聞いて感じたイメージで
創ってますので、その宗派がそうという
ことではないですからご注意ください。)

天台宗は華やかでありながら、静かな
空間。一つになる。華が降る、優しく、
ひらひらと舞いながら降る。
3つの中での最初なので、序でもあり。
天台宗の袈裟は後ろのプリーツ加減や
散華を載せて持っているお盆のような
ものについてるカラフルな紐がなんとも
かわいらしく、私の中での最澄はお洒落
番長です(笑)。

日蓮宗は木剣というものを使用されます。
この動きがまるでパラパラのようで、衝撃
を受けました。ふざけてませんし、茶化
してもいません。パラパラの原型、ここに
ありという思いで、当時にしたらものすごく
斬新なお経だったのではないだろうかと
思い、ポップアート的な印象を持っており
ます。なので、お経とともにではありますが、
多少の遊び感を入れました。とは言っても
沈香や白檀を使用しての香りですので、
高級感は漂うしです。他2つと比べて頂く
と感じて頂けるかなと。

真言宗はともかく太鼓がすごいので、
パンチです。地に響きます。人の体の
中の波にも響きます。波はバンバンと
来ます。そしてそれは、ジャズのような
自由な感じがあるのです。なので、
強いだけではないパンチです。既成概念
や思い込みをぶち壊してくれるのが
真言宗の太鼓だと思っております。
空海ですが、地のイメージの軸のある
強さです。ただ、パンチやり過ぎると
女性に香りが移った時に、う~んって
思われそうなので、そこは多少、こうね、
私自身が女性なので、バランス取って
おりまする。

香りは場内六ヶ所にて薫かせて頂きます。

日夜、制作に追われております。
横溝シリーズ流しながら頑張ってます!













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