2012年10月25日木曜日

『香』という文字が持つ意味

昨日は昼間から、絶対にこの記事を書く、
とぷんぷんとしていた今井麻美子です。
それにしても、朝夕、冷え込みますね・・・。

さて、何にぷんぷんしていたかと言うと、
脱法ハーブの事件です。犯人は小学校にまで
入って行ってしまったと聞きました。とりあえず、
大きな殺傷事件に至らずに済み、よかったなと
思っております。

が、この手の報道がある度に、お香と称して
脱法ハーブが販売されているというのを耳に
します。

しかしですね、和の香りの香原料とは全く違います。
『お香』だからと言って、
「同じものとは考えないで頂きたい!」と、強く
主張したいのです。本来の香りのことについて、
ぜひ、多くの方に知って頂きたいと思う次第で
ございます。

そも、その昔、鑑真渡来の折、漢方薬の調合と
一緒に香り作りを伝えました。そのため、現在
でも使用している香原料は、香木・沈香、白檀
(いずれも貴重な香木)、これに漢方薬で使用され
ている丁子、桂皮、龍脳、大茴香、山奈、甘松
等々の十数種。

ハーブの類は使用しません!

安価な物には合成香料などが使用されております。
価格と使用されている香原料は比例しています。
もちろん、ゆすらの商品は合成香料やオイルの類は
使用せず、古の頃より使用されている香木と漢方薬で
使用されているものだけで調香しております!

細かい香原料の説明や現代風の香りはどうなって
いるのかなどは、長くなるからまた、今度。

さて、この何気なく使っている『香』という文字。
人の名前にも使われています。
『常用字解』(著・白川静/平凡社刊)という漢字
由来の辞書に、きちんと『香』の文字のことが記載
されています。

初めてこれを目にした時、私の中には、それは、
それは、すごい感動がありました。
それは、漢字字体が持つ本来の意味に、

禾の部分と日が組み合わさり、
『日』の部分は祝詞(のりと)を入れる器の形で、
中には祝詞が入っている。そして『禾』はきびで、
神に芳しい香りをすすめ、祝詞を奏して祈る意味の
文字なのであると。

(え~と、かなり端折ってます。ぜひ、本をご覧に
なってください。色んな漢字の意味が書かれて
いて、とても面白い本なのです。)

遠い遠い昔から、香りというものについて文字
自体がその意味を表現していたのです。それを
知った時に、何だか私の頭の中には、とてつも
なく広大な絵が浮かびました。

だから、香りが残念なことに繋がるとは、私と
しては考えられないのです。そっちに繋がって
しまうのは、多分、他の何かよくない物が入って
いるからなのだろうと・・・。

だからこそ、古くから伝わる本物の香り、という
のを、今の時代だからこそ知って頂きたいと思う
のです。

そこに嘘はありません。

そして、そこには日本人の感性が沢山詰まって
います。

あ、堅苦しい感じで書いてしまいましたが、
もっちろん、香りは日常で楽しめる素敵なアイテム
であることは間違いなし!

今、を自分で演出し、楽しむことが出来るツール
でもあります!お洒落に使うもよし、リラックス
使うもよし、です。

香りがあなたの素敵な何かをお手伝いすることが
出来ますように!


Music: De la soul is Dead - De la soul

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