2012年10月23日火曜日

和小物冬支度と香りの彩時記『序』

何だか、変な天気ですね、今日は。
さて、お知らせです。

まず、私の出展から。
今週末、10月28日(日)に神楽坂にある
赤城神社の地下にある参集殿大ホール
にて『和小物・冬支度』が開催されます。
和をモチーフにした小物や本物着物まで、
様々なアイテムが集まっています。
こちらには、昨年に続き、二度目の出展。

地上では、っていうのも変だな(笑)、
あかぎマルシェという手作り市も開催される
ようです。

こちらの神社、お隣に隈研吾氏による
マンションが隣接しているためなのか、
非常にモダンで、神社とは思えない建物
となっております。拝殿がガラス張り~。
カフェもありますよ!
http://www.akagi-jinja.jp/

神楽坂では、『神楽坂まち飛びフェスタ』
が開催されています。
http://machitobi.net/

私は会場にて、今井麻美子のオリジナル
調香の和の香りの作品の販売をしており
ます。(和の香りYUSURa.という名前です)

秋を楽しみに、神楽坂でのそぞろ歩き、
いかがでしょうか?

和小物冬支度
日時:2012年10月28日(日)
    10:30~17:00
場所:赤城神社参集殿大ホール
主催:きもの百人 神楽坂
http://kimono100kagurazaka.cocolog-nifty.com/

そして、次は、
都内数ヶ所にて和の香り創りの講座を行って
おりますが、その中の一つ、毎日文化センターで
和の香り創りの講座の受講生の皆さんの作品展、
香りの彩時記『序』が現在、開催中です。
毎日文化センターでのロビー展ですので、
どなた様にもご覧頂けます。
カルチャー教室などでの受講生の香りの作品展
開催は、日本初の試みなのです!
匂い袋の展示が中心ですが、いずれの作品も
香りよし、見た目よし!の力作揃い!
お近くにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄り
ください。
(毎日文化センターは、竹橋のパレスサイドビル
1Fにございいます。)

香りの彩時記『序』
日時:2012年9月29日(土)~10月26日(金)
※最終日は15:00にて終了いたします。
場所:毎日文化センターロビー

Music:HAIRSPRAY PSYCHE - Hairspray Psyche

2012年10月20日土曜日

和の香りの種類?

和の香りに種類?
そんなに色々とあるの?

はい、色々とございいます。

まず、和の香りは西洋の香水とは異なり、
身体に直接つけて使用するものではなく、
衣装に香りを移したり、部屋に漂う香りを
楽しむなど、間接的な香りを楽しむのが
基本です。

ふむふむ。

では、実際どんなものがあるのかと言い
ますと、 使用時の温度で、大きく3種類に
分けられます。

それは、
常温、加熱、点火の3種類です~。

え?料理しちゃう?
いえいえ、いい匂いですが違います~。

それぞれにどんなアイテムがあるかと
言いますと、

☆常温使用タイプ
匂い袋、塗香(ずこう)
(塗香は手のひらにつける和の香りの
ボディパウダー状のものです。)

☆温めて使用タイプ
香木だけの香りを楽しむ、練香(ねりこう)、
印香(いんこう)
(練香は平安時代に一番使用され、現在では、
お茶席などで使用されています。但し、残念
ながら見た目は黒い丸薬です・・・。
印香は、花鳥風月的な、四季や動植物を
模った見た目にかわいらしいものです。)

☆点火して使用タイプ
線香、焼香
(このあたりは、比較的にわかりやすいところ
でしょうか。)

などなどです。

匂い袋やお線香などはわかりやすいけど、
練香?塗香?それは練り香水のこと?と
思われがちですが、全く違うのです。
というのも、最初に書いた通り、和の香りは
基本、肌身に直接つけて使用するものでは
ありません。
唯一、塗香だけは肌に直接使用しますが、
本来の使用意味がお洒落のためではない!
のです。

では、何のために塗香は使うのか?
そして、それぞれのアイテムの詳細や
楽しみ方、どんなものを使用して創って
いるのか等々は、

・・・to be continued・・・

でございます(笑)。

というのもですね、アイテム写真と一緒に、
ご説明していきたいと思っているから~!
タイトルの『千年深呼吸』の意味とかも、
そのうち書いていきたいです・・・。
はい。

本日は、これにて終了。

Music : 20th Century Boy  the ultimate collection -
Mark Bolan & T.REX

2012年10月19日金曜日

日本人の鼻は素晴らしい~?!

日本人の鼻は、どうやらとても敏感らしく、
世界でもトップクラスらしいです。
他国では4種類しかわからないのに対し、
日本は8種類位聞き分けられると。
ふむ。確かに日本人は色んな意味でも
繊細ですから、そうかもしれない。

で、私は、これは食生活からの影響では
ないかなって思っています。

肉食文化では、肉の臭みを消すために、
スパイスを使用して調理をします。なので、
食事の度に香りの強い物を一緒に頂くこと
になります。鼻も香りに慣れ、段々麻痺して
きますよね。そうなるとその強い香りを何とも
思わなくなります。
近隣アジア諸国では、香りの強い物を食して
います。パクチーとかスパイシーなものも
色々ありますよね。
わかりやすいところだと、にんにくを常食
しない日本人は、食後に異臭を感じ非常に
気にしますが、常食している国では、全くと
言っていいほど気にしていないと思います。
そりゃそうです、母乳の時点から身体に
入れますし、赤ちゃんの時に両親の腕に
抱かれ安心していたら、両親の口からの
匂いは、もれなく安心の香りになります。

和食は、素材そのものの味が楽しめる訳
ですが、そんな繊細な味付けの食事を千年
単位でしてきたからこそ、鼻が敏感なんだと
思うのです。
うん、ありがたい!
しかも、和食は見ても食べても美味しい!!!
ブラボー。

なので、千年単位で育まれてきた和の香り
は、そんな繊細な日本人にあった香りでも
あるのです。

あ、こんなこと言ってますが、別に仙人みた
いに霞を食べて生きてないですよ!
ジャンクも食べてしまったりしますWOW
肉より圧倒的な魚派ですが。

和の香りにどんなものがあるのかは、また
次回以降。
長いぜ~。出し惜しみしてるぜ~、とか
言われてしまいそう・・・。
でも、すでに実際長いし、この文章・・・。

Music:Magical Mystery tour- The Beatles

2012年10月18日木曜日

はじめまして、和の香り.

はじめまして。和の香り創りをしている
今井麻美子です。

このブログが、多くの方に和の香りのことを
知り、楽しんで頂けるきっかけになれば、と
思っております。

さて、皆さんは、「和の香り」っていうと、
何を思い浮かべますか?

修学旅行でお土産に買った匂い袋、
実家のおばあちゃまの箪笥の匂い、
高級そうなお店の香り、
お寺の香り、
お線香の香り、

人それぞれ、色々なイメージをお持ち
なのではないかなって思います。
実際、私が百貨店に出展している際、
お客様に伺ってみると、やはり様々。

ただ、共通して言えることは、懐かしさや、
優しい気持ち、落ち着くなど、何だか
と~ってもリラックスできるようなイメージが
そこにはあること!
面白いですね~。人それぞれの香りの記憶を
紐解いていったら、何が出てくるのでしょうか。

「香道のこと?」って思われる方も中には
いらっしゃるかと。香道は日本の伝統文化の
一つですね。でも、もっと日常的なところに
多くの香りは存在しているのです。

「どんなものがあるのか、そもそもわからない~」、
という方もいらっしゃるかと思います。
時代を通じて、日常の中に香りは存在して
います。

過去から未来まで、和の香りの記憶を楽しんで
頂けたらって思っています。

え?未来?ほんと?未来については、心配
ごとの話になってしまうかも・・・。

ちょっと長くなりました!
くだらな~い話とか意外過ぎる音楽話も
こっそりと出てくるかもです。HANOI ROCKS、
Kate BUSH、基本、イギリスですね、とか、
あ、長くなるので、もうやめます(笑)。

香りについてはマジです。
これからどうぞ宜しくお願いいたします!

(※以上は、専門家としてブログを書かせて頂く
ことになったiza!での初回内容でした。)


Music:The Essential Collection - Duran Duran

2012年8月22日水曜日

早稲田大学エクステンションセンター冬講座

早稲田大学エクステンションセンター
冬講座での和の香りの講座の募集が
始まりました。

『和の香り創り-古の香りを遊び 暮らしを彩る-』

2013年1月~2月で全4回の講座です。
土曜日開催の講座です。
(1月19・26日、2月2・16日 13:30~15:30)

講座内容他詳細は、早稲田大学の
サイトにてご確認ください。
http://www.extapl.waseda.jp/extension/ec/html/products/detail.php?product_id=&kaikou_nd=2012&class_cd=406005


もちろん、その他の講座でも
随時、募集中です。
http://wanoka-sinkokyu.iza.ne.jp/blog/entry/2914161/

皆様のご参加、お待ちしております!

2012年5月23日水曜日

ゼクシィAnhelo

ゼクシィAnhelo No21号(2012年5月23日売)、
Anhelo selection 和の逸品で、和の香りYUSURa.の
オーダーメイドの香りを紹介頂いております。

お二人の門出、お二人だけの思い出の香りで
お客様をお迎えしてみてはいかがでしょうか?
特別なギフトとしてもご使用頂けます。

あ、本誌面では、プレゼントもあるのですよ。
詳しくは、ゼクシィAnhelo No.21の49ページ、ご覧
くださいね。

洋式スタイルでの対応も可能です。見た目レースで
とってもラブリーなお迎え香のご用意も可能です!

もちろん、頑張った自分のためのご褒美として、
香水を創るように、和の香りのオーダーメイドで
ワンランク上のお洒落を楽しむのも、とっても
素敵。大人だぜぇ~。

いずれの商品も、追ってブログにて詳細アップいた
します。

2012年2月1日水曜日

ANA国際線英語版機内誌『WINGSPAN』で紹介されました

全日空の国際線機内誌『WINGSPAN 』で、なんと
カラー6ページにも渡り、私、創香家 香司・今井麻美子の
ことをご紹介頂いております。

嬉しいです!

でも、この時期にというか、久しく飛行機に乗って
いませんので、自分で機内で「えっへん!」とか
思いながら読むことはできません(笑)。
以前の仕事の時は、出張と言えば、国内外問わず
ほぼANA便利用でしたので、なんだか既に乗って
読んでいるつもりな妄想(笑)。

2月1日~29日までの一ヶ月間、機内に置かれて
います。ちなみに英語/中国語ページになります。
サイトでもバックナンバーが読めるようなのですが、
今、2011年の12月号が掲載されているようなので、
3~4月頃にならないと読めないみたいですね。
サイトで掲載されるようになった時は、また、改めて
お知らせいたします。

皆様、
これからもどうぞ、どうぞよろしくお願いいたします!

第12回 香りの彩時記【 香進】が始まりました!

パレスサイドビル1Fの毎日文化センターの近くを歩いていると、何となく感じられるいい匂いの季節になりました。 今年も毎日文化センター和の香り講座の受講生による作品展が始まりました。 今回の参加者は2名ですが、それぞれの作品への思いが見えてきます。 作品展タイトルの「香進(こうしん)...