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2017年11月9日木曜日

「ともにいきる=in harmony」@パラオ(1)


4日~8日まで、日本から3000km
離れたミクロネシアの1つである
パラオに行ってきました。

3000キロと言われているのに富士山
1つ分だね!と堂々と答えたところ、
「富士山はメートルなので・・・」と。
きゃっ。お恥ずかしい。

さて、4日は夜便。現地には5日の
1:30amに到着。5日の早朝からは
動くの無理。なので、初日はホテル
から徒歩で行ける場所を選んで
行動。まずは30分程のところにある
パラオ国際サンゴ礁センターへ。

しかし、外は大雨・・・。窓越しなので
雨はわからないかも。











カッパもあるし、どの位すごいのか
体感してみたいとか思って、この
の中、思い切って歩いてみようかな
か考えてみたりもしましたが、
タクシーで移動。

こじんまりとした水族館です。











色々な研究を地道に続け、成果を出し
ているそうで、日本からは援助の一環
として、日本人海洋生物学者の方が
派遣されているそうです。

天皇皇后両陛下のパラオ訪問時にこちら
にも訪れ、水槽の前でパラオのお魚達を
ご覧になられていたシーンがニュースで
よく流れていたかと思います。あそこです。

ここでパラオの海の生き物の共生に
ついて展示していたものがありまして。
細かいところはよくわかりませんが、
3種類位いるのは写真が3枚あるので
わかります。書かれていた説明に
共生していることをin harmonyと書い
ていたのがとても印象的でした。
なんて素敵な表現そうるんだろうと
うきうきしながら、展示を離れ。外へ。

シャコの養殖してました。色んな色が
あるのですが、写真だとわからない
かなと。













元々、日本統治時代に波止場として
使用していた場所だそうなので、周囲は
海です。












こういうの大好きなのですが、とり
あえずはボードのみで(笑)。













若干やる気がなかったりするところも
あるのか(笑)、展示にライトがついて
いないものもありましたが、そのお陰で
皇后陛下がお名前を考えたという
「あけぼのはぜ」のあけぼの的な色が
却ってよくわかったというラッキーも。
外に出て、また戻ったら、ちゃんと
ライトはついてました。そして、そうなる
と、目につく色はまた異なり。本当に
きれいな色のハゼなんですね。
天皇陛下が「世界で一番美しいハゼ
なんですよ」と仰られていたのも、
色んな意味でよくわかった気がいたし
ます。

その後はホテルまでてくてくと歩き
ながら戻り、あんまり選挙っぽく
ない選挙ポスターを見ながら。
笑えます。選挙ポスターなのに
サングラスかけてます(笑)。











途中で立ち寄ったスーパーのWTCT
のチョコレート売場。絶対に冷蔵され
ているはずと思ったら、案の定(笑)。











お昼を挟んで、ホテルからすぐ
近くのベラウナショナルミュージアム
へ、これまたてくてくと歩いて移動。

最初のコーナーにあった口伝での
唄の音があまりにも面白くて、CD
買ったほど。なんだろうか、ありと
あらゆる音が混ざっているように
感じた訳です。女性の歌は誕生
とかを喜んだりするもので、男性
は戦いの歌だと。

外にはバイという伝統的な建物が
あり、そこに描かれていた絵に
ついて質問をしたところ、パラオの
島が出来た神話について描かれ
ていると。ウアという男の子に食事を
食べさせるも、食べても食べても
その欲は収まらず、どんどんどんどん
大きくなってしまい、最終的には
海に落ちて体は爆発して5つ位に
バラバラになり、パラオの島になって
いく的なお話でした、
なかなか上手く出来ていて、 本島
のバベルダオブ島は火山が爆発
して出来ているそう、そのあたりも
上手く表現されているし。背中に
あたるエリアは食べるための魚が
いなくて珊瑚礁、魚がよく採れる
場所は生殖器のあたり、海流が
早い場所は足、緑が多い場所が
なんだっけ、忘れました。
とうまく出来てるなぁと。神話は
似ているものもありますが、この
パターンもなかなか面白いなぁ
と思いながら。
 
で、博物館のカフェで頼んだバナナ
スムージー。さすがの私がこのあと
もう半分位飲んで、残しました。
多すぎる・・・。














行っているナイトカヌーで海へ。











マングローブの森を抜け、波の
ない穏やかな海へ。

ほとんど満月に近い月のあかりの
下、周囲には何もなく。

海面に映る月と空にある月。静寂。
あまりの月の美しさに言葉はなく。

暗い水面にライトを当てると、小魚が
ぴょんぴょん飛び跳ね、月の光と
一緒に奏でる音が聞こえてきそうな
ほどに美しい世界。
こんな場所があるのだろうかと。

パラオは太平洋戦争での戦跡が
多く残る場所です。このナイトカヌー
でもアメリカの飛行機と日本の船が
沈んでいる場所に行きました。
両者の距離の近さに当時を思い、
今の平和がどれだけ尊いことなの
かと。ボートを出してくれていた
現地のガイドさんにtragic iconと
しか言えず。

そして、沈んだ日本の船の一部から
5枚の葉を広げたマングローブの
若木が育ち始めていました。

それは、それは、まるで水の中に
咲く一輪の蓮の花のような姿で。

このマングローブは沈船上に生まれた
1本目。他には見当たらず。戦後70年
が過ぎ、人が造ったものはそのままの
形を保ちつつも、少しずつ風化をし、
自然はそれを大きく包み込み、新たな
命を生みだしていく。
ここから、また、ともにいきていく
ように。

そんなことを感じた一日目。
月はどこまでも美しく夜の海を照らして
いたのです。







 

2017年3月1日水曜日

3/12「満月の空 雅楽 春の兆しを聴く」@月白亭での香りの演出

今日は寒い・・・ですね。
昨日、刀禅なるワークショップに参加し、
意味なく剣道とか薙刀とかやってみたく
なりました。普段の身体の動きと違う
ことが多く、あれ~?とか思いながら
一点に集中しながらゆっくりと体を
動かす。自分の体の中の変な部分に
少し気づけたような気がします。

さて、昨年12月に開催した雅楽三昧
『中村さんち』とのコラボが大好評で、
春にも開催となりました。嬉しいです~。

前回は冬だったので
「満月の空 雅楽 盤渉調を聴く」
でしたが、今回は、
「満月の空 雅楽 春の兆しを聴く」

あぁ、春色の天女が舞ってそうです。
💖わくわく💖わくわく💖
珍しく絵文字使っちゃう位です!
どんな香りでの演出なのかは当日、
お話いたしますね!

終演後には直会もあるという。
とても素敵楽しい春の宵になりそう
な予感。

日時や会場などの詳細、お申込み
については、中村さんちのFacebook
ページにて。
https://www.facebook.com/nakamurasanchi/posts/1835919826684601

または以下のどどんと大きなチラシ
データをご覧くださいませ。

皆様のご来場、音と香りとで
心よりお待ちしております。

ほんと素敵な響きの会なのです~。




2016年12月12日月曜日

12/14は香りの演出『満月の空 雅楽 盤渉調を聴く』@目白庭園














明後日のことなのに!!!
とっくのとうにアップしていた
つもりになっておりました!!!

12月14日(水)、JR目白駅から5分程に
ある目白庭園のお茶室にて、女性3名
雅楽トリオ『中村さんち』のコンサート
『満月の空 雅楽 盤渉調を聴く』で
香りの演出をさせていただきます。
https://kofusha.amebaownd.com/posts/1534744?categoryIds=325002

雅楽は同じ曲でも季節によって調子が
変わるそうで、冬の曲は名曲揃いだ
そうです。ていうか、雅楽のこの自由
過ぎる表現に感動!昔の人の自由な
感性に改めて感動しております!
そうなんですよね、自然と呼応しながら
演奏していたら、空気も変わるし、
音の伝わり方もきっと違う。だから、
変えてたんでしょうね。香りもそう
です。自由な表現なのです。

目白庭園の茶室は池の南側の石垣の
上にあり、お庭の眺望がとてもよい
そうです。お茶室の「赤鳥庵」の由来は、
大正7年、鈴木三重吉によってこの地で
創刊された子供のための文芸雑誌
「赤い鳥」にちなんでるとのこと。
駅から近いのにあまり知られてませんが、

素敵な場所です。
http://www.city.toshima.lg.jp/339/machizukuri/sumai/koen/000869.html

当日のコンサートでは屋内ですので、
月は見えないかもしれませんが、
音と香りで冬の満月を感じながら
楽しみませんか?永遠な素敵な時間を
感じて頂けること間違いなし!

ところで『中村さんち』。演者である女性
3名のお名前にちなんでだそうで。
演者は
中村仁美さん
中村香奈子さん
中村華子さん
でも、ご家族ではないとのこと!
偶然って面白いですね。

当日、皆さまにお会いできるのを
楽しみにしております!

終わったら、月末の東急本店と新宿伊勢丹
催事の準備です~。



第12回 香りの彩時記【 香進】が始まりました!

パレスサイドビル1Fの毎日文化センターの近くを歩いていると、何となく感じられるいい匂いの季節になりました。 今年も毎日文化センター和の香り講座の受講生による作品展が始まりました。 今回の参加者は2名ですが、それぞれの作品への思いが見えてきます。 作品展タイトルの「香進(こうしん)...