雨の惑星かと思っていたら、どう
したことでしょうと思う程、よく
晴れてますね。どこにいく訳でも
ないのですが、SPF50の日焼け
止めが欠かせません。陽射しは去年
よりも強いような気がいたします。
さて、江戸東京博物館オリジナルの
江戸の四季シリーズの香り。
7月からは秋になります。
7月:七夕
ちょっと悩んだ香りです。江戸期の
町内は飾り物をしていたようですが、
現代ほどのお祭り騒ぎにはなって
なかったような印象です。
初秋の風が感じられるようになり、
その風の中、さらさらと動く笹の葉。
年に一度の夜空の二つの星の物語。
そんなことをイメージした香りは、
初秋の風にひらめく、華やかさと
甘さのある香りです。
8月:白露
「白露は二十四気の一つであり、
中秋月の節気。秋分の前十五日を
いう。陰暦九月七日頃にあたる。」
と、東都歳時記に記されております。
朝夕の気温が低くなり、朝露が出来
始める頃を表すそうです。
朝夕の涼しさの中での肌寒さ。
透明感のある空気の中、きらきらと
光る。そんなことをイメージし、
夏の甘さも残した清々しい香りです。
9月:重陽
九月九日は重陽の節句ですね。
菊の花、長命への願いを込めての
お祝いです。
この重陽をテーマにした香り、
大輪の菊の花の美しさをイメージ
した、菊のように華やかですが
すっきりした香りとなっています。
7月1日(火)から匂い袋、文香ともに
1Fのミュージアムショップ店頭に
並びます。
もちろん、干支の香り『午』に月香夜
シリーズもございますので、お試し
ください。
陰暦8月には中秋の名月も。
この月香夜シリーズで、月の夜の香り
を楽しんで頂けたらと。
それでは、明日のからの一週間も暑さに
負けずに頑張ってまいりましょう!
ゆらすかおり 今井麻美子が綴る香りの記憶。それは、香木・沈香、白檀と漢方薬でも使用される香原料で創る物語。 香りを創ることを、五感で感じイメージし、表現する一つのアートと考え活動しています。そんな中での発見やつぶやき、活動のお知らせなどのブログです。
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